【実録】保育士のパワハラ・モラハラが横行!賢い対処法とは?

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「【実録】保育士のパワハラ・モラハラが横行!賢い対処法とは?」
保育士業界のパワハラ、モラハラが随分と深刻になってるそうね。
保育士さんの職場での悩みの1位は「人間関係」、おそらくそのほとんどがパワハラやモラハラじゃろう。
保育士として向き合うべきなのは子供たちなのに…、パワハラなんかに心身削られたら悲しい!
限られた空間でなおかつ女社会である保育園はほかの職業とはまた違ったパワハラやモラハラが多いんじゃ…。

上司や先輩からの厳しいパワハラやモラハラに悩んでいる保育士は大勢います。場合によっては心身ともに疲れ果てて離職してしまったり、女性としての喜びのひとつである妊娠なども願うようにできなくなってしまうケースも。今回は保育園のパワハラ・モラハラの実態と対処法をお伝えします。

業界人の本音(裏話)トーク

保育士はパワハラ・モラハラに悩んでる!

ここで実際にパワハラ・モラハラに悩んでいる保育士さんの実体験を聞いてみよう。
パワハラ、モラハラだけじゃなくセクハラ、マタハラなんかもあるのね!
さよう。女性ばかりの職場だからってセクハラがないとは限らんぞよ。同姓間でもセクハラは存在するんじゃ。そして妊婦さんに対してのマタハラも深刻じゃ。

「パワハラ・モラハラ」の実体験

悩み

年齢  :21歳
保育歴 :1年
地域  :栃木県宇都宮市

地元の保育園で働いているのですが、1人のベテラン保育士さんと仕事の息が合わず、「仕事ができない」イメージを持たれてしまいました。それからというもの、何かとケチをつけられて挙句の果てには「あなたのここがダメ!」と子供たちの前で私を叱るように。子供たちもそんな私を見ているから指導しても言うことを聞いてくれません。

そのベテラン保育士さんは私の「ダメな仕事ぶり」をほかの保育士さんにも吹聴しているみたいで、気が付いたら仕事仲間からも子供たちからも嫌われてしましました。

力のあるベテラン保育士を敵に回すと厄介ね…。
女性ばかりの職場じゃから派閥や上司からの嫌がらせが蔓延しとるんじゃ。少しでも「気に食わない」と思われたら標的になってしまうぞよ。

保育園は「女社会」です。いくら小さな保育園でも「派閥」があったり「怒らせてはいけない人」がおり、一度反感を買ってしまうとパワハラ・モラハラの標的となってしまいます。仕事面だけでなく人格を否定されてしまう事も。

年齢  :24歳
保育歴 :4年
地域  :神奈川県横浜市

30代~40代の保育士が中心の園で20代前半は私ひとり。子供たちからも懐かれて最初は楽しく仕事してたんですが、主任の保育士から「若いってだけで子供たちに好かれて良いわよねぇ。」と嫌味を言われました。それ以降、嫉妬からなのか、掃除や片付け、資料作成や教室内の装飾などの雑用ばかり私だけに押し付け、残業ばかりになってしまいました。

もちろんそれらは大切な業務のひとつですが、ほかの保育士との比率が全然違います!それでも主任は「これぐらいやりなさい!」と頭ごなしに言うだけです。
「若さ」や「人気」がいじめの対象…。
嫉妬や妬みからくるパワハラじゃな。気に入らない保育士さんに不当に仕事を課したり嫌味を言ったり、権力がある保育士さんがよくやるぞえ…。

これもよくある例です。若さや可愛さなどで「目立ってしまう」保育士に対しての嫉妬心から過度な仕事量を課したり鬱憤を晴らすために悪口を言ったりして傷つけます。しかしパワハラを受けた保育士はどうすることも出来ず…。

「セクハラ」の実体験

パワハラ、モラハラだけでは無いぞよ!

年齢  :35歳
保育歴 :15年
地域  :東京都目黒区

「結婚はいつするの?付き合ってる男性はいるの?男性経験はある?」などプライベートな質問ばかりしてくる主任と、必要以上に身体を触ってくる女性の先輩の2人に悩まされています。主任には「若いうちに結婚しないとあとがないから早くいい人見つけなさい。」と言われ、「それってどういうこと?」と言いたくなる気持ちを毎回抑えています。

先輩にはこの前、2人っきりになったときに遂に交際を迫られてしまいました。身の危険を感じて園長に相談したのですが信じてもらえず、対処もしてくれません。
同時に2人からセクハラなんて!
同じセクハラでもタイプが違う。主任は「辞めてほしい」、先輩は「関係を持ちたい」じゃ。
辞めてほしくてセクハラ…?
経営が厳しい保育園じゃと何人も保育士さんを抱えることは難しい、ある程度歳を重ねた保育士さんには「さっさと結婚でもして退社してほしい」と思うんじゃよ。
何てこと…。
主任は園長から言わされておる可能性が高いな。先輩に関しては単純なセクハラじゃ。

同性間でもセクハラはあり得ます。しかし、単純に性的な嫌がらせだけでなく、経営難から人員調整の為、特定の保育士に結婚を執拗に促すようなものもあります。保育園にとって、このまま保育士さんを抱えるより、クビにするより、寿退社してもらうことが一番ラクで収まりがいいのです。

「マタハラ」の実体験

年齢  :28歳
保育歴 :8年
地域  :高知県四万十市

30歳を目前にし、年齢や体力を考慮してそろそろ子どもを産みたいと思い、周囲の保育士さんに話したところ、それを聞きつけた園長が「今あなたに産休で休まれては困る、妊娠なんてしないで。周りの事も考えて。」と言われました。

その話を過去に妊娠して産休を取った先輩保育士に話したところ、その先輩も妊娠を園に報告した瞬間に周囲が冷たくなり、身重で仕事がし辛くなってもあまり手助けをされなかったそうです。人手不足なのはわかるけど…だからって「妊娠しないで」なんていわれる筋合いはありません! 

典型的なマタハラじゃな。妊娠で長期離脱をされたら自分たちの仕事量が増える、身重の状態で仕事をされても「気を遣わなきゃいけないしうっとうしい」なんて思われてしまうんじゃ。
子どもを産むのは女性にとって大切な喜びよ!?なんで保育園に「ダメ」って言われなきゃいけないの?

保育業界に限らずこの問題はありますが、妊娠によって長期休暇を取られ、自分達に仕事のしわ寄せがくることを快く思っていない人は多くいます。また、身重で体調が不安定な妊婦さんに対して「その状態で仕事されても気を遣うし邪魔」と敬遠する人も多いです。

小さな保育園などは社内インフラも整っておらず、1人の離脱が保育園にとって致命的になることが多々あるので園長が自らこのような発言をするケースもあるようです。

もしパワハラに合ってしまったら…

パワハラ、モラハラだけじゃなく、いろんなハラスメントがあるのねー…。自分はこうならない!、なんて保証はどこにもないわ…?
その通り!もちろん巻き込まれないに越したことはないが、実際に自分がこうなってしまったとき、どのような対処をすればいいか、わかるかな?

明日にでも、自分がパワハラ・モラハラの標的になってしまう可能性があります。ではそうなった場合、どのような対処をすればいいのでしょうか? 

まずは自分の「健康」を最優先する!

たとえ自分が嫌な思いをして逃げ出したくても、「周りに迷惑を掛けてしまう」、「子どもたちに心配させてしまう」と思って我慢してしまう保育士さんが多いんじゃ。
そして、心身ともに疲れ切って体調を崩しちゃうのね…。
さよう。しかし体調を崩せば結果的に仕事も出来なくなってしまう。まずは自分の「健康」を第一に!こんな時ぐらい自分に優しくして最大限いたわってあげよう!

このような事態に陥っても「耐えなきゃ!」と思ってしまいがち。しかしパワハラ、モラハラはあなたのせいではありません。「周囲に迷惑がかかる」と思って心身ボロボロになる前に、まずは自分をいたわってあげてください。温かいお風呂に使ったり、日光浴をするだけでも気持ちは変わります。また瞑想などのメンタルケアも実践してみては如何でしょうか。 

◆ポイント◆

✔まずは自分の健康を第一に!
✔「周りに迷惑が掛かる」と思わないように!

信頼できる人、上司に相談

そして信頼できる友人や同僚、上司に相談するんじゃ。一緒に働いてる仲間なんじゃからきっと力になってくれるじゃろう。
直接的には問題の解決にならないかもしれないけど、それでも「話を聞いてもらう」だけで気持ちがだいぶラクになるわよね。  
理解のある上司なら相手に直接話してくれるかもしれんし、その人から離した人事を施してくれるかもしれないぞよ。

1人で悩まずに必ず信頼できる友人や同僚に相談しましょう。なるべく味方をつけて「私にはこれだけ力になってくれる人がいるんだ!」という実感を得ることも非常に大事です。

また、理解があって問題解決に尽力してくれる上司であれば相手に直接話してくれたり関わりの少ない人事配置をしてくれるかもしれません。

◆ポイント◆

✔まずは話を聞いてもらって気持ちをラクに!
✔「味方」を付けて自信を持つ!

証拠を集める

実際にどのようなパワハラ、モラハラを受けたか、レコーダーで録音したり、メモ書きしておくことは大事じゃ。もしもの時に武器になるぞえ。
話し合いや裁判…とかね。これは保育業界にとっても大きな問題よ。
しかし、正直裁判はおススメせん。決着がつくまでに膨大な時間とお金がかかってしまう上に保育園との関係も最悪になる可能性大じゃ。できれば穏便に済ましたいところじゃな。

もし、業務の中でハラスメントの証拠を集めることができるのであればメモやボイスレコーダーなどを使用して集めましょう。話し合いや裁判で非常に有効な証拠になります。その際は日時や状況を併せて明記しておくことが大事。

しかし、一度裁判となるとその裁判自体で心身が摩耗してしまう危険が。そして保育園側との関係も険悪になり、「解決」とは程遠い結果になってしまうこともあるでしょう。証拠として持っていた録音物が「盗聴」とされて効力を持たなかったというケースもあるそうです。

◆ポイント◆

✔「証拠」は日付や状況も併せて保存!
✔裁判は膨大なエネルギーが要るので注意!

パワハラと向き合おう

そして、実際に動いて「パワハラから解放」されないとね。
さよう。健康面や周りの手助けを得て、いざパワハラと向き合うのじゃ!

本人と直接話し合いの場を設ける

個人的なハラスメントだったら「本人と直接話す」ことが一番なのかしら。
ハラスメントをする本人にも「理由」は必ずあるじゃろうからその理由をくみ取って解決に持っていければベストじゃな。

どんなことにも「理由」はあります。その人が「なぜ、私に対してパワハラをするのか」を話し合いの中で見出して改善や解決に持っていければベストです。その話し合いや今後の行い次第でパワハラが無くなれば時間も労力も最小限に抑えて解決できますね。

う~ん、それができれば良いんだけど、嫌われてるからハラスメントを受けるのよね。キチンと話し合いできるかしら…。
安易な話し合いはかえって逆効果じゃな。こちらが理路整然と話していても感情的に返されれば意味はない。相手の感情を逆なでするだけだったらしないほうがええじゃろう。

話し合いをするにあたって大事なのは「友好的な話し合い」を心がけること。「正論」や「まっとうな要望」だけで理論武装することはNG、相手の気持ちを逆なでしてしまう可能性があります。ここはひとつ、「自分のほうが大人」だと思って、相手の話に耳を傾け一緒に問題解決に向かっていくという気持ちが大事です。

◆ポイント◆

✔「正論」などで固める理論武装はNG!
✔相手の事を考えて友好的な話し合いを!

公的機関に報告

それでも周りに相談出来る人がいなかったり、個人的な話し合いだけでは解決出来ないことだってあると思うの。
園長や保育園全体とのトラブルとかな。その時は「公的機関」に相談じゃ。労働基準法などの法的な観点から問題を解決してくれる強力な味方じゃ。
匿名で相談できるっていうのもうれしいわね。
まずは自分が「どのような不当な扱い」を受けているか、しっかり把握して適切な機関に相談しよう。このような機関があるぞよ。
相談できる公的機関
・労働基準監督署
・自治体の担当職員
・労働相談ホットライン
・法テラスなどの法律相談所

周りに相談できる人がいない、話し合いが決裂に終わってしまった、自分1人では解決できそうにない…、などの場合は上記のような公的機関に相談しましょう。

不当な労働を強いられてしまっているなら「労働基準監督署」、働く上でのアドバイスや性的な嫌がらせも含む相談であれば「自治体の担当職員(公立の場合)」「労働相談ホットライン」、法的に解決したいのであれば法テラスなどの「法律相談所」に掛け合ってみるといいでしょう。 

まぁでも、これも慎重に相談しないとね。問題が明るみになったら「内部告発」って捉えられるかもよ。
ハラスメントの「問題解決」とその後自分が楽しく働けるか、は必ずしも同義ではないんじゃよ。

先ほど「裁判はおススメしない」と書いた通り、相談したことによって実際に公的機関が動くような事態になると保育園相手に「ケンカ」になってしまいがちです。事を大きくしたくないのであれば「アドバイスを貰えれば…」程度に助けを求めるのが賢明です。「ケンカに勝ちたいのか」と「みんなと楽しく働きたいのか」は別と捉えましょう。
 

◆ポイント◆

✔内容によって相談する場所を決める!
✔「決着」のつけ方で頼り方を決める!

それでもだめなら「転職」

転職 
「逃げる」ことも大事じゃよ。保育園はひとつではない。あなたが快適に楽しく働ける保育園はきっとあるぞえ。
そうよね!問題を解決しようとする気持ちもとっても大事だけど、何より保育をするために保育園にいるんだもの!
さよう、保育園を辞めることは「保育士」を辞めることではないぞよ。あなたには幾らでも選択肢があるんじゃ。

どうしても問題解決ができない、関係が修復できないといった場合は思い切って「転職」してみてはいかがでしょうか?保育園はひとつだけではありません。パワハラ、モラハラによって保育の楽しさを忘れてしまうぐらいなら環境を変えるために今より素敵な保育園に転職してみてはいかがでしょうか?

◆ポイント◆

✔「逃げる」事も大事!
✔保育園はひとつだけではない!

まずは「保育士転職サイト」で情報収集

いろんなパワハラやそれに対する対処法があるのね。もっとたくさん情報が欲しいわ。
今の保育士業界を知りたいのなら「保育士転職サイト」を見てみたらどうじゃ?
「保育士転職サイト」…ね。でもまだ転職するって決めてないし…。
「保育士転職サイト」は何も転職したい人の為だけにあるわけではない。保育士さんにとって有益な情報が満載だし、何より保育士業界を熟知しているアドバイザーがおるんじゃよ。

パワハラ、モラハラに悩んでいる方はほかの保育園がどのような環境かを知るために「保育士転職サイト」を覗いてみましょう。そしてそこにいるアドバイザーは「信頼できる話し相手」、「保育士業界に熟知したプロフェッショナル」、「問題を解決してくれる強力な味方」、すべてを担ってくれます。 

保育士さんにとって必要な情報が満載!

ハラスメントに悩んでいる保育士さんはあなただけではないぞ。そしてその問題を解決するためにいろんな人が動いているんじゃ。
「保育士転職サイト」のコラムやニュースを見ると今の保育園の現状や解決策に関しての記事がたくさんあるわね!
これを見ることによってあなたが今どういう状況か、そして何をするべきかがもっとわかってくるじゃろう。読むだけで気持ちがラクになったらええな。

求人内容だけでなく、コラム記事やニュース記事に力を入れているサイトはたくさんあります。もちろんその中にはパワハラ、モラハラに関しての記事も、厳しい労働環境に関しても記事も多くあり、保育士さんの「クチコミ」もあるので有意義な情報収集や意見交換ができるでしょう。 

強力な味方、アドバイザー

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そして「保育士転職サイト」の一番の魅力、それはアドバイザーがいることじゃ!  
保育士業界に詳しい方に話を聞いてもらえるなんて頼もしい!
もちろん相談に乗ってくれるじゃろうし、別の保育園の環境や待遇面にも詳しいんじゃ。話を聞いて転職したくなればすぐに動いてくれるじゃろう。

アドバイザーは保育士業界のプロです。相談すれば様々な情報や解決策をアドバイスしてくれますし、転職したいと願う人に対して素早く動いてくれます。転職の際には履歴書の書き方や保育園の選び方、そして待遇面の交渉まで一緒にやってくれます。「パワハラ、モラハラがない保育園は?」なんて要望も真摯に受け止めてくれるでしょう! 

どうせだったら聞きたいこと、なんでも聞いてみなされ!きっといいアドバイスをくれるじゃろう。

パワハラ・モラハラのない「場所」へ!

保育園イメージ
パワハラ、モラハラへの対策が見えてきたわ!
良かったのう…、まずは「保育士転職サイト」を覗いてみることが第一歩じゃな。

おススメの「保育士転職サイト」って?

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…て、いっぱいあるけど…。
選ぶうえでポイントがあるのじゃよ。これじゃな!
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数ある「保育士転職サイト」の中で信頼できるサイトを探すために押さえておくべきポイントは3つ。また、そのような信頼できるサイトは求人以外の「ニュースコラム」「クチコミ情報」などの内容も充実しているので年収を上げたい方はまずは登録しておいて損はありません。 

その中でワシがおススメするサイトはこの2つじゃよ!

◆マイナビ保育士 

東京オススメの求人サイト


◆保育ひろば 

東京オススメの求人サイト2

この2つの転職サイトは利用者からの評判が良いので登録しておいて間違いありません。

また利用者のリアルな口コミを参考にするのもとても重要になってきます。実際に転職した人が何を便利だと思ったのか、どんな部分が気に入らなかったのか赤裸々に書いてありますので転職や情報収集の参考になること間違いなしです。

まずはとにかく登録したほうがよさそうね。
すぐには転職する気が無くてもいろんな情報が手に入るから保育士さんにとって登録しておいて損はないぞよ!
有意義な情報収集と意見交換!うまく利用してパワハラ、モラハラのない場所に身を置きたいわね!

 

 

 

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