さいたま市は10の区(西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区)からなる地域で埼玉県の中でも人気エリアと言えます。
鉄道博物館や埼玉スタジアムなど人気な施設もあり、県外からも多くの人が訪れます。また住む場所としても注目されており、埼京線や京浜東北線で1本で都内まで出れますし、土地も安いことから移住する家族も多く、保育園も増え続けている状態です。
待機児童の数え方は市区町村の地域によって違うので難しいですが、さいたま市の待機児童はゼロ人と発表されており、人口が増え続けている中でも市の対応はしっかりとしていると考えられます。
保育園の求人に関しては常に募集があります。特に人口の多い、浦和区と南区は保育士が足りていない傾向にあるために、エントリーから内定までのスピードは速いと言えるでしょう。
給料に関しては、東京とそこまで変化はなく平均的な求人が多いと言えます。人気エリアだから給与の設定を高くしなくても保育士が集まりやすいからそこまで上げる必要はないからだと考えられます。
また人気の企業内保育などの求人はほとんどないので、希望する方は都内に目を向けた方が確実でしょう。
通勤に便利+住む人にも人気なのが川口市です。
JR(埼京線、京浜東北線)と埼玉高速鉄道が通っており、都内にも出やすいために条件の良い東京の保育園に通うことも可能なので保育士不足は深刻です。人気のある保育園もありますが、多くで保育士不足に悩まされていますから希望する場合は競合なども少なく、決まりやすい地域と言えるでしょう。
また、パートなど働く時間が制限されている方も交渉できる可能性は十分にあり得ます。人手不足を補うために多少の譲歩ならしてくれますので、気になる保育園があったら転職サイトのアドバイザーに相談してみるとことをオススメします。
越谷市は人口約34万人で住みやすいことや地域開発が活発なことから年々人口が増え続けています。
人口が増えている影響で市も保育所の増設をしていますが、待機児童は若干増え38人となっています。地域差はありますが、どこの保育園も園児の定員はいっぱいだと考えてよいでしょう。
保育士不足の方が問題で正社員が足りていない園も多く、常に募集をかけているところも珍しくありません。保育士も園児の親御さんも地元で育った方が多く、地域密着型の保育園で働きたい方には向いている地域と言えます。
逆に新しいマンションなどが多くある開発地域は移住者がほとんどになるので園児や保育士同士の横のつながりも弱い傾向にあります。新しい環境で働きたい方や歴史が長い保育園より新しい保育園で働きたい方は開発地域を狙うといいでしょう。