練馬区は平成30年までに児童の定員を700名増加するという計画を立てています。これは待機児童ではカウントされていない子供も多く、その子供達が通える保育園を増やそうという計画です。待機児童も28年度は166名、29年度は48名と着実に減らしています。
区としても新設される保育園を増やしていることから保育士にとってもメリットが多くあるでしょう。というのも新設される保育園は経験がなくても主任などの役職に就けたり、条件が良い保育園が多い傾向にあります。(区としてはどうしても保育士を確保しなければいけないため)
練馬区は河川敷や大きな公園も多く、都心に出やすい位置としてファミリー層に人気のエリアです。年々人口が増えてきていますから新設される保育園も今後も増えてくると考えられます。
ただ、駅から近い保育施設など人がすぐに集まりそうなところは基本的には給与は平均並みと考えて良いでしょう。少しでも高いところで働きい方は「ここ少し通いづらいかもな~」と思うところの方が給与も高く設定してある傾向にありますし、条件などの交渉もしやすいと言われています。
池袋や巣鴨がある豊島区ですが、JR、東武東上線、西武池袋線など多くの路線が通っているため沿線から通っている人も多く、住む街としても人気の高いエリアです。
待機児童に関しては平成29年4月の時点でゼロを達成しています。都内では千代田区に次いで2つ目の区になるんですが、千代田区は住んでいる住人が少ないので当たり前といえば当たり前です。一方で豊島区は認可保育園を22箇所、小規模保育園を13箇所増やしており、受け入れ人数も約2,000名ほど増やした結果が待機児童ゼロに繋がっていると言えます。
保育士にとってはどんなメリットがあるのかというと…求人が多い上に働きたい希望の保育園を見つけやすい地域と言えます。
豊島区は池袋を中心に人気エリアと言われており年々人口が増え続けている地域です。電車ではJR(山手線、埼京線、湘湘南新宿ライン)、東武東上線、西武池袋線などが通っている地域です。交通の便が良いことから移住してくる家族も増え続けると予想されており、まだまだ人口は増えていくでしょう。
待機児童の数え方に違いはあるが、豊島区はここ3年で受け入れ人数を約2,000名分増やしており、徐々に待機児童を減らしてきた。
保育士にとっては様々な働き方が選べるようになってきたと言えるでしょう。まずは新設された保育施設が多いことから新しい保育園の求人も増えてきています。
新しいということはそこにいる保育士たちがみんな同じ状況ですから変なしがらみや妬みなどは少ないと言われていますし、気持ちよく働ける可能性も高くあります。また人員が確保しにくい場所にある新設保育園の給与は他よりも高い傾向にあるので注意してみるのも良いでしょう。
もちろんデメリットもあって、決まったことを淡々とこなしていく仕事が好きな方は新設される保育所よりある程度歴史がある保育所や大手が運営する保育所の方がオススメです。
豊島区は規模や保育所の年数も様々で自分の条件が見つかりやすい地域と言えます。
板橋区は住宅密集エリアで、人口に関しても1995年以降徐々にはでありますが増え続けています。
橋区の待機児童は0歳、1歳、2歳児のみです。区も対策はしていているものの入園希望者が毎年増えており、それに対策が間に合っていない状況です。待機児童解消までにはまだまだ課題が多そうです。
マイナビ保育士の公開求人は約130件程度。23区の中では多い方ですが、新設される保育園は他の区と比べて少なく、昔からある保育園の求人が目立ちます。板橋区の保育士の特徴は通いづらいと考える人も多く、通っている沿線からか地元の保育士さんが多い傾向にあります。
他の区のように他県から働きに来るケースはあまり多くありません。
家の近くの保育園を探す場合は板橋区に絞っても構いませんが、他の区にも通える選択肢があるのであれば、給与などの条件も考えるのであれば、もう少し広い視野を持って求人を探した方がいいでしょう。