世田谷区・杉並区・中野区の保育士求人事情

世田谷区は住みたい区No,1に選ばれるほど大人気エリアで結婚や出産を機会に引っ越す過程も多く子供の数も増え続けている区です。

人気エリアはたくさんあり下北沢・三軒茶屋・自由が丘・成城学園・千歳烏山などファッションの最先端から高級住宅街、通勤に便利な地域など場所によって特徴も様々です。

世田谷区の保育問題はとにかく待機児童です。平成28年から29年にかけて大幅に改善されたとはいえ、0歳～2歳までの待機児童は約900名！これは東京都の中でもダントツに多い数字になっています。

ということは保育士は常に足りていない状態が続いており、人材確保のために様々な条件の求人が出ているという傾向にあります。

平成28年は待機児童が1200名土超！減ったとは言え、この数は異常事態だと役所側も感じてもらいたい！

保育園に子供を預けたい家庭にとっては激戦区と言って間違いありません。一方で保育士側は条件に近い働き方ができる地域と言えます。時短勤務や残業無し勤務など求人になくても交渉次第で思い通りの条件で働ける可能性は高いでしょう。

◆北沢・世田谷エリア

下北沢や三軒茶屋周辺は新宿や渋谷にも簡単に出れることから多くの家族が暮らしている人気地域です。主要駅を中心に保育所が多くあり、駅近の通いやすい場所にも保育所はいくつもあります。

但し、このエリアは渋谷や新宿からも近いので通いやすい保育所は給与が高くありません。

また、保育士にとって通いやすい場所は人気の保育園である可能性が高く、児童数も受け入れマックス状態が続いている保育園と考えられます。

もし、給与を少しでも高くしたい、のんびり働きたいと考えている方は通いづらい保育園を検討してみるのもありでしょう。または千代田区や港区（赤坂周辺）など人がそもそも少ないエリアをチェックしてみることもオススメします。

人気エリアだからどこの保育園も定員はマックスでしょうね…

◆成城・玉川エリア

誰もが憧れる成城学園、自由が丘、二子玉川がある地域で、所得が高いファミリー層が住んでいることでも有名です。（芸能人なども多く住んでいる地域）所得が高いと教育も厳しく、保育士に対しての当たりも強いと思われがちですが、実際は所得が高い家庭の方が問題を起こすパーセントが低いとも言われています。（モンスターペアレントが少ない）

周りに住んでいる人達の層で各保育園の雰囲気も変わってきますので、保育園だけではなく周りの土地情報もゲットして検討すると良いでしょう。

◆烏山エリア

世田谷区の中では庶民的な地域が千歳烏山エリアと言えます。新宿に出やすく、家賃も区内では落ち着いているので多くの家族が暮らしています。（どちらかというと下町の雰囲気）

保育所も地元出身の保育士も多く、産休明けの主婦なども復帰しやすい環境が整っている保育園も多くあります。給与に関しては東京の平均給与と考えて間違いないでしょう。

世田谷区内でもエリアによって保育園の雰囲気は随分変わりそうね。

杉並区は高円寺や阿佐ヶ谷など落ち着いている場所などから年人口が増え続けている地域です。電車では京王井の頭線、中央線があり、幹線道路では環八、環七などが通っている地域です。交通の便が良いことから移住してくる家族も増え続けると予想されており、まだまだ人口は増えていくでしょう。

それにあたって問題になるのは保育所の数です。

杉並区は都内最大規模の保育施設設備を進めており、平成28年には約7,300名だった定員数を平成29年には約9,200名まで増やしています。入所率も70.5％と大きく改善をしており、待機児童も29年は500名出る予想でしたが、結果的には29名と徐々に問題が解決されています。

待機児童問題は解消されつつあるんじゃ！

保育士にとっては様々な働き方が選べるようになってきたと言えるでしょう。まずは新設された保育施設が多いことから新しい保育園の求人も増えてきています。

新しい保育園はメリットがたくさんあるのよね～

新しいということはそこにいる保育士たちがみんな同じ状況ですから変なしがらみや妬みなどは少ないと言われていますし、気持ちよく働ける可能性も高くあります。また人員が確保しにくい場所にある新設保育園の給与は他よりも高い傾向にあるので注意してみるのも良いでしょう。

もちろんデメリットもあって、決まったことを淡々とこなしていく仕事が好きな方は新設される保育所よりある程度歴史がある保育所や大手が運営する保育所の方がオススメです。

 杉並区は規模や保育所の年数も様々で自分の条件が見つかりやすい地域と言えます。

中野区は住宅密集エリアで、人口に関しても1995年以降徐々にはでありますが増え続けています。

待機児童は約250名。23区内では9番目に多い区だな！

中野区が2016年に出した対策が児童を受け入れを700名増やすと言っていましたが、実際に増やせたのは300名程度。計画がずぼらだったのかもしれませんが、待機児童解消までにはまだまだ課題が多そうです。

保育士の求人数で見てみると実はあまり多くありません。マイナビ保育士の公開求人は約60件と杉並区の半数以下となっており23区内でも少ない求人数と言えます。保育所が23区内で最も少ない千代田区と同じぐらいの求人数です。

もちろん、居心地が良くてやめる人が少ないとも言えますが、東京都内の離職率は基本的にはどこも同じですから圧倒的に新設される保育所が少ない傾向にあると言えます。

かなり求人は少ないのね…

家の近くの保育園を探す場合は中野区に絞っても構いませんが、他の区にも通える選択肢があるのであれば、杉並や新宿などの求人も確認しておいた方がいいでしょう。

希望する地域に強い転職サイトを選ぶのがポイントじゃ！！

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◆マイナビ保育士 

◆保育ひろば 

この2つは必ず押さえておきたい転職サイトです。