今回は東京への上京を目指している保育士は何に注意するばいいのか…業界の裏話なども含めて紹介していきます!
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まずは求人が多いこととスキルアップしやすいという点です。現在、東京都内には約3,000(認可+認証)の施設があります。近郊の県も含めればかなりの数が通勤圏内にあると言え、『どう働きたいか?』で保育施設を選ぶことが可能になってきます。
大規模保育園、小規模保育園、企業内保育、病院内保育、病児保育、ベビーシッター、学童、歯医者(受付+一時預かり)などいろいろな仕事を選べるのが東京で働く大きなメリットと言えるでしょう。
また東京都は待機児童を解消するために保育施設をどんどん増やしています。新設した保育園で働きたいという方にも向いている地域です。
次はキャリアアップについて。
同じ保育園でキャリアを積もうとするとどうしても年功序列になったり、上が詰まっていて空きがなかったりしますが、東京であればいくらでもそういった求人はあります。
自分がキャリアアップしやすい保育園を探して転職すれば順番待ちをしなくて済みますし、時間を短縮して自分のキャリアを形成することが可能なんです。
東京だけでも常に1万件近くの求人を募集しているので圧倒的に保育士が足りない状態なんです。各保育園も人材確保に必死になっているために、他県よりも給与などの条件が良い求人がたくさんあるんです。
東京都は保育士に対する支援に力を入れているために全国でもトップクラスの平均年収になっていくでしょう。福利厚生に関しても他県よりも都内の方がしっかりしていると言われています。
最後は遊べる場所について。
意外と重要になってくるのが休みの日にどう過ごすかという点です。東京であればとにかく何でもありますから、買い物、カフェ巡り、体を動かす、好きなアーティストのライブ…などなど自分がやりたいことができるのが東京です。
デメリットは家賃や物価が高いことでしょう。
1K、オートロックで7~8万円など値段は全国と比べても高めです。場所や最寄り駅からの分数で変わったり、保育園が抱えている寮やシェアハウスを選ぶことによって家賃は下げられますが他県よりも2~3万円は高いと考えて間違いないでしょう。野菜などの食品物価も高いのもネックです。
それと貯金がしにくい環境であることも押さえておくべきでしょう。家賃などの物価が高い上に遊べる環境が整っており誘惑が多い…保育士の給料だとなかなか貯金できないかもしれませんね。
地方から出てくる人が驚くのが朝の通勤電車です。東京都どこの保育園に通うかで全く違ってきますが、都心方面に行く上り電車は毎日満員です。女性の場合だと足が浮いている状態が続くと言っても過言ではありません。もし東京の保育園に行く場合は電車通勤は住んでいる場所からどうやって通勤するのかをしっかり把握しておくべきでしょう。
よくあるのが同じ学校の先輩から「うちの保育園来ない?」と誘われるパターンです。一見、先輩が働いているならいい保育園だろうから楽だし決めちゃおうかな~と思いがちですが、意外と問題に発展するケースが多いんです!
先輩も1つの保育園でしか働いた経験がないのでそこの保育園が本当に良いかどうかは分かりませんし、紹介を受けるということは、そこの保育園の主任や園長から「人が少ないから知っている保育士紹介してくれない?」と頼まれている可能性も高いです。しかもこういう場合は「1人紹介してきまったら〇万円のボーナス上乗せする」と約束しているケースも多いんです。
それともう一つは辞めにくくなる問題です。仮に嫌なことがあって「転職しよう」と決断をしても紹介してくれた先輩から「私が紹介したんだから辞めないで!」と言われることもありますし、せっかく〇〇先輩が紹介してくれたんだから辞められない…と思ってしまうかもしれません。
上京経験のある保育士に聞いてみても紹介の問題を抱えている人はかなり多くいました。自分の進路は自分で納得して決めることが一番なんです!
「学校が紹介してくれるなら安心」だと決めることはオススメできません!というかこれこそ辞めた方がいいでしょう。なぜなら学校も東京の保育園には詳しくありません…ではなぜ特定の保育園を紹介してくるのか?
それは保育園側が学校側に営業をかけているからなんです。「おたくの生徒さんを〇名もらえませんか?面接は軽いものでは済ませますし、紹介してくれたら〇〇なんていうメリットもあります」などのように保育園がアプローチをかけてきます。
どんなメリットを提示するかはここでは書けませんが(驚くような条件を提示していることもあるとか…)、学校側は決まれば就職率アップにつながりますし、保育園側は楽をして保育士を確保できるのです。
そう!転職サイトに登録をして保育園を見つけるのが最もオススメできる転職活動の方法です。
理由は簡単で、転職サイトのアドバイザーは地域の転職事情に詳しいため何千の保育園の中から自分の条件にあった保育園を見つけてくれるからです。
先輩からの紹介や学校からの紹介は1つ保育園しか紹介されませんが、転職サイトなら東京都内になる全部の保育園から探して紹介してくれるんです!
1つの転職サイトに頼るのはあまりオススメできません。というのも企業は自社の利益のために動いているといるために、無理やりに「ここの保育園が良いから」と決めさせてくる可能性があるからです。
転職サイトは保育士が紹介した保育園に内定をもらって働き始めないと1円にもならないビジネスモデルになっています。ですから自社で紹介した保育園に決めてもらうために必死なんです。
ズル賢い転職アドバイザーは「こんな条件なかなか出ないよ」「他にも上京してくる子がたくさんいる保育園だよ」と言葉巧みに誘導してくるでしょう。
そういったときに騙されないためにも2つ以上の転職サイトに登録する必要があるんです。もし、紹介された保育園で良いか分からない場合は登録しているもう1つの転職サイトのアドバイザーに相談してみると良いでしょう。
上記で話をしたようにアドバイザーの中には無理やり決めてくるような人も必ずいます。そういう時にすぐに信じないようにしなくてはいけません。
転職サイトのアドバイザーは転職のプロではあると同時に営業のプロです。上京する保育士に対して良いことを並べて信じさせることなんて簡単にできます。大事なのは言われたことを信じすぎないことです。
まずは転職サイトに登録して転職活動をすることは大前提ですが、転職サイトは必ず2つ以上登録して下さい。
先ほども話をしたように1社にか登録していない場合、アドバイザーが自己中で無理やり保育園に決めようとしてきたら断る判断材料がありません。2つ以上に登録しておけば、「〇〇って転職サイトから〇〇保育園を紹介されたんですけど、評判どうですか?」と聞くことができるんです。
それと2社以上に登録すると他にもメリットがあります!それは給与の交渉がしやすくなるんです。「〇〇保育園からはこんな条件で紹介されているんですけど…給与面ってどうにかならないですか?」(多少盛ってもOK!!)と相談すればアドバイザーは保育園の人事と交渉してくれます。
破格な年収を提示してしまうと相手にされなくなってしまいますが、転職サイトも決めてくれるのであれば喜んで交渉してくれるでしょう。給与の交渉は転職サイトを使わないと間違いなく無理です。
就職するときに何を大事にするのかがとても大切です。環境、保育園の方針、給与、残業の有無…など個人個人によって大事にする条件は変わってきます。ここで大事なのはMUST条件とWANT条件を明確かつ具体的にしておくことです。(MUST条件は絶対に譲れないポイント、WANT条件は相談可能なポイント)
例えば…
などなどもっと細かくて構いませんのでできるだけ明確に具体的にしておくと転職先の保育園を選ぶときに判断しやすくなるでしょう。転職サイトを利用する場合も条件はできるだけ細かく具体的な方がアドバイザーも保育園を探しやすいんです
もし、求める条件で保育園が見つからない場合はアドバイザーがアドバイスをしてくれますので、まずは自分が思い描いている保育園の条件を伝えてみることをオススメします!
上京を考えている保育士さんはの転職(就職)のポイントをまとめてみましたが、いかがでしたか?
大事なのは少ない情報で判断をしないということです。転職をするということは体力的にも精神的にもとても疲れます。それが知らない土地であれば尚更です。
せっかく大変な思いをして転職をしても転職先が微妙だったら、後悔してしまうことでしょう。
そうならないためにも転職サイトのアドバイザーに頼りながら、自分の軸をしっかり持って転職活動をすることをオススメします。また転職サイトもたくさんありますので業界人から見てオススメのサイトを紹介しておきます。状況するかどうかの悩み相談にも乗ってくれるはずですので1度登録をして相談してみてから上京するか判断するのもアリですよ!
◆マイナビ保育士
◆保育ひろば
この2つの転職サイトは転職の利用者からの評判が良いので登録しておいて間違いありません。
◆保育のお仕事
また利用者のリアルな口コミを参考にするのもとても重要になってきます。実際に転職した人が何を便利だと思ったのか、どんな部分が気に入らなかったのか赤裸々に書いてありますので転職の参考になること間違いなしです。