未来さん 20代後半
保育士として保育園に就職する際に、最初に重要視した点は通いやすさと給与でした。
もちろん保育方針も確認はしていましたが、まだ保育士としても働いたこともなかったので、園の保育方針がどれだけ今後の自身の仕事内容に関わるかなど分かってもいなく、面接のために確認したようなものでした。
1園目は都心に近い保育園ということもあり、子どもの数が非常に多い保育園でした。子どもの数は多いですが、世間でも言われているように保育士の数は常に足りていない状態で、子どもと保育士の比率が明らかに合っていませんでした。
ベテラン先生ですら保育中は子どもに目が行き届いていない時も多く、保育終了時間まで毎日必死にこなすというような保育状態でした。さらには保育時間では制作や行事の準備もできないので、保育が終わりヘトヘトの状態で残ってその他の仕事をしていました。
給料がいいのだけがなんとか、1園目を離れない1つの理由でした。過酷は労働状況だからこそ、給料が高くないと人材が確保できないのだとも分かっていました。
20代前半は厳しい労働条件でも働けますが、将来を考えると年齢を重ねた時に今と同じようにいつまでも働けないと思い、他の保育園を探し始めました。
転職の際に重要視した点は、保育方針と子どもの数・保育士の離職率です。どのように保育を行っているかが、子どもにとってだけでなく自身にとっても非常に重要ということが1園目で学べたので、そこを考慮し探しました。
アドバイザーに相談を条件をつたえれば希望に合った園を探してくれたのでそういった意味では転職サイトを使ってよかったと思っていますし、自分ひとりだったら転職先を見つけるのに何倍もの時間がかかったと思います。
2園目は、きちんと運営管理がされている園で保育士が足りないこともなく、しっかり子どもを見れる環境でした。保育士の数が足りていることで子どもに合わせた保育をすることができ、子ども視点ではなく、大人の都合での保育となっていたことが痛いように分かりました。
保育士経験があるということでさほど1園目と変わらない給料もいただけていたので、非常にありがたかたいです。労働条件だけでなく、保育士として原点に戻ることもできたので、わたしは転職をしてよかったと思っています。
匿名希望 さん
保育士の原点に戻れる、、、ぐさっと心に刺さりました。
今はただ給料のために働く毎日を送っているだけ。
保育士になろうと決意した当時の思いを思い出します。
転職ってそういう意味での心機一転できるってことですよね。
もう少し考えてみます。
2017/10/02